特定健診

　特定健診は平成２０年度からスタートした、医療保険に加入している４０歳以上７５歳未満のすべての方が対象の健診制度です。

特定健診とは

　メタボリックシンドローム（内蔵脂肪型症候群）に着目した健診で、医療保険者（サンデン健康保険組合）が実施するものです。これはメタボを予防・改善することで生活習慣病の予防、または悪化を防ぎ、生涯にわたり健康を維持していくための新しい健診の制度です。

特定健診検査項目

質問票（服薬歴、喫煙歴等）
身体測定（身長、体重、腹囲、BMI）
身体診察
血圧測定
検尿（尿糖・尿蛋白）
血液検査（脂質検査、血糖検査、肝機能検査）

※以下は医師が必要と判断した場合に実施されます。
　心電図検査、眼底検査、貧血検査
　

特定健診を受診するには

サンデン健保より、特定健診の受診対象者に受診券（セット券）を配付します。

受診者本人が実施機関に直接連絡し、受診日の予約を行います。
受診日当日は、受診券と保険証を持参してください。
費用は健保で全額負担しますので、無料で受診できます。
当健保組合が発行している「特定健診受診券（セット券）」による健診受診が可能な医療機関は下記から検索出来ます。

◆医療機関検索

受診対象者

今年度（4月1日〜翌年3月31日）に、40歳〜74歳になる
・被扶養者（扶養になっている家族）
・任意継続被保険者
のうち、人間ドック・生活習慣病健診を受診されない方全員

※以下の方は、対象外となります。各健診に特定健診項目が含まれています。
・被保険者（会社の定期健診か人間ドックを受診します）
・被扶養者のうち人間ドック・生活習慣病健診を受診される方

オンライン資格確認等システムによる特定健診情報の提供について

当組合は、オンライン資格確認等システムを導入しています。このシステムの機能の1つとして、当健康保険組合に加入する前に加入していた保険者（旧保険者）において実施された特定健診の情報を、当健康保険組合に提供することが可能となっています。
特定健診情報の提供にあたっては、オンライン資格確認等システムを用いて提供を受ける場合に限り、加入者の同意を得ることは不要とされていますが、旧保険者で実施された特定健診情報の提供を希望されない場合は「不同意申請書」の提出をお願いいたします。

◆不同意申請書

特定健診Q&A

Q.特定健診はどこで受けられますか？
A.健康保険組合が契約・委託している実施機関で受けられます。
　（注）受診券（セット）を使用せずに実施機関以外で受けた場合は、全額自己負担になります。

Q.パート先で健診を受けていても特定健診を受ける必要がありますか？
A.被扶養者がパート先で健診を受けている場合は、特定健診を受ける必要はありませんが、健康保険組合は被扶養者の健康を管理する義務がありますので、今年度の健康診断の結果のコピーをサンデン健康保険組合へ提出してください。もれなくクオカードを進呈します。
　個人情報の取り扱いには十分注意して当健康保険組合で保管し、必要に応じ保健指導に活用します。

Q.普段から通院していても、特定健診を受けないといけませんか？
A.通院している方も特定健診の対象です。詳しくは主治医にご相談ください。

Q.健康には自信があるので、健診を受ける必要性を感じません。
A.今は元気でも、知らない間に病気が進行している場合があります。
　生活習慣病は自覚症状がないまま進行していきます。生活習慣病の発症や重症化を予防するために毎年受診することが大切です。

Q.特定健診を受けないとどうなりますか？
A.特定健診の受診率が低い健康保険組合には、後期高齢者医療制度への支援金が増額されます。
ひいては、みなさんの保険料が上昇する可能性があります。
　ご自身の健康のためも、年に一度は必ず健診を受けましょう。

◆お問い合わせ先
　保健事業担当　
0270-24-1222　内線892-601